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2017年度が始まりました。

 

 

 2017年3月26日(日)に、2016WSP(ウィークリーSP)の打ち上げ会を開催し、33名いたWSPのうち15名が卒業していきました。残った18名に新たに1名が加わり、2017年度は19名のWSPでスータトです。実際のスタートは4月6日(木)の「入学式」からとなります。

 本年度の出発時のメンバーは、4年生14名、3年生1名、2年生4名ですが、例年のようにこれからどんどん増えていくと思っています。そして、2017年度は、片葩小学校だけではなく、このSP(スクールパートナー)の取組が東浦町の多くの小中学校に広がっていくように、「かたはSP」先頭を精一杯走って行きたいと思っています。

2017年04月01日

2017かたはウィークリーSP(WSP)の活動がスタートしました。

 今日は、どの小学校も入学式です。その入学式の日、片葩小学校では、学生ボランティア「かたはSP(スクールパートナー)」の活動もスタートしました。


 初日から6名の学生が参加してくれました。最近になって学校行事に学生ボランティアが参加する所が少しずつ増えてきましたが、「かたはSP」がすごいのは、学校行事だけに参加する学生ボランティアではなく、ふだんから学校生活の中に入り込んでいるSP(学生ボランティア)が学校行事にも参加しているところです。今日参加したSPの6名全員が、昨年度からウィークリーSPとして活動しているメンバーです。

 彼らの動きは、教員の手助け程度ではありません。彼らは役割を持って、職員の一部として動いています。スクールパートナーという名の通り、職員の仲間だという意識が強いので、言われなくても動きます。自分の判断でも動けます。そこが「かたはSP」のすごいところであり、4年間の実績です。そして、彼らが創り上げようとしている「新しい学生文化」なのです。

 明日は始業式ですが、片葩小学校では3名のSPが入ってくれる予定です。活動内容もすでに決まっており、明日は入ってきたばかりの新1年生の教室で支援にあたります。

 

 今年も「かたはSP」は活動は充実していくでしょう。その様子は、SP通信「ツムぐ学生(ひと)」を通してご紹介していく予定です。

 

 

2017年04月06日

開始早々のスピードが速すぎて…

 各学校では、「学級開き」に続いて「学級づくり」が行われており、担任の先生はすごいスピードで仕事を進めておられることでしょう。しかし、そのスピードよりも速いスピードで今「かたはSP」は動いており、私自身が着いていけない状況です。

 これは、本年度になって東浦町全体のSPの活動が急に活発になってきたからだと感じています。これまでは、他校のSPの数がどれだけ増えても町内全体のSPのほとんどを片葩小SPで占めていました。しかし、その様子が変わってきて、片葩小学校はさらに1名増え、20名でスタートしましたが、今、東浦町全体ではその倍の40名を超える学生さんがSPとして登録してくれています。

 これは、とても喜ばしいことですが、「かたSP」は先進校として、また、推進モデル校としてまだまだ発展と充実を目指していかなければなりません。そのためには、常に「改善」と「工夫」が必要なのですが、ちょっと変化のスピードが早すぎて…。

 やっと、「2017かたはSP募集案内」を個人宛に郵送する準備ができました。郵送するのは、昨年度わくわく算数のSPをしてくれた学生さんのうち、大学を卒業した人とすでにWSPとして活動している学生さんを除いた人で、合計68名になります。この中の多くの人が本年度もSP登録をしてくれて、さらにその輪を広げてくれることを祈って、明日投函します。

2017年04月12日

久しぶりに講演をしました。

 

 昨年度から任せていただいている「弥富市教師力向研修」の本年度最初の活動として、弥富市総合社会教育センターで講演をさせていただきました。管理職・ミドルリーダー研修として行ったもので、講演のテーマ「学習指導要領の改訂をどう読み解き、学校教育にどう映し出すか? ~鍵は「主体的・対話的で深い学び~」させていただきました。

 講演をするといつもそうなんですが、帰りの車の中は「一人反省会」です。なかなかうまく話ができません。ああすればよかった、こうすればよかったの連続です。今回は、テーマ自体は適時性もあり、よかったと思っているのですが、内容の組み立てがまずかったと反省しています。

 これまでいろいろな学校を訪問させていただいて、廊下を通り過ぎながら教室の中をのぞいて、「子どもたちがあんなに下を向いているのに、どうしてあの先生は子どもたちの顔を上げさせる努力をしないんだ」と感じることがよくあります。顔を上げる指示したり、話し手の顔を見るよう指導したりするのもいいでしょうが、教師なんだから、自分の「話術」と「内容(話の中身)」と「雰囲気づくり」で、子どもたちが顔を上げたくなるように努力や工夫するべきだと思っています。しかし、今日の自分はどうだったかなと思っています。ご参加くださった先生方は、本当によく聞いてくださり、とても話しやすかったのですが、もっともっと食い入るように話を聞いてもらえるぐらいになりたいと思っています。本当に話がうまくなりたいです。全然知らないところから、ぜひ中村に話をしてほしいと声がかかるくらいになる、これを今年の目標に付け加えようと思っています。

 この講演の準備にもずいぶん時間がかかり、ホームページの更新に手が届きませんでしたが、今日で一区切り、更新の時間もとれそうです。少しずつ更新を増やしていきます。

 

2017年04月19日

本年度初の道徳の授業をしました。


 本日(4/27)、本年度初めての道徳の授業をしました。童話「ウサギとカメ」を使った、小学校2年生での道徳のオリエンテーションの授業です。親友であり、道徳指導の師匠でもある前田治先生から「他教科では、最初にオリエンテーションがあるのに、なぜ道徳の授業では行われないのか。道徳の授業でも1年間の一番初めに、道徳の授業をこのようにやっていこうというオリエンテーションがあってもいいではないか」と言われてから、実践しています。

 2年生の子たちの1年間の成長にはすごいものがあります。「道徳の授業には三つの『聞く』があります。それは何でしょう」と尋ねたところ、話し合いを進めていくうちに、「友達や先生の声を聞く」以外に、「主人公の声を聞く」「自分自身の声を聞く」という言葉が子どもたち自身から出てきました。本当にすごいと思いました。

 さて、5月7日(日)に弥富市で開催する「道徳授業づくり研修会」まであと10日となりました。まもなく参加申込の締切日(4/30)を迎えますが、すでに50名を超す方から参加の申込みをいただいています。申込みをされた方には、明日、郵送で当日使う「読み物資料」をお届けします。時間に余裕がありましたら、一度目を通しておいていただければありがたいです。


2017年04月27日
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